


面接は、自分を企業に売り込む場です。
「この学生が欲しい!」と思わせるような自己PRをする必要があります。
自分だけの武器を見つけて、就活に挑みましょう!
自己PRの勘違いに注意

新卒の就活生が理解しておかないといけないのは、
「自己PR」と「学生時代頑張ったこと」は違う
ということです。
企業目線で話すと、「就活生がどんな長所を持っているのか」「その長所は自社のニーズとマッチするのか」といった入社前の適性を調査しています。
企業目線としては、「どんな価値観を持っているのか」「実際の業務でも成長しながら成果を出せそうか」といった入社後の適性を調査しています。
過去の経験から見えてきた長所という
結果 を伝える
【学生時代頑張ったこと】
どのように考えて行動したのかという
過程 を伝える
自己PRで使える長所の見つけ方

自己PRに使う長所は、以下の3ステップで見つけていきます。
- 長所だと思う部分をとにかく書き出す
- 自己PRで伝える長所を絞る
- 長所だと思った理由を整理する
それぞれ詳しく解説します。
1.長所だと思う部分をとにかく書き出す
自己PRの幅を増やすためにも、この最初の段階でできるだけ長所を書き出しましょう。
主観や客観、強い弱いは考えなくて大丈夫です。
少しでも長所だと思ったら、以下のように箇条書きで書き出して下さい。
・決めたことはやり抜く
・ポジティブ
・チャレンジ精神
・ロジカルに物事を捉えられる
・責任感の強さ 等々
どうしても長所が思いつかない場合は、家族や友人に聞くのがいいでしょう。
2.自己PRで伝える長所を絞る
当然のことですが、企業によって求めている人物像は違います。
自分が就職したい企業は、どんな人物を求めているのか調査し、その人物像に合いそうな長所を選びましょう。
企業が「チャレンジ精神を持った人」を求めているのであれば、「行動力」や「失敗を恐れない」といった長所に絞ると良いでしょう。
3.長所だと思った理由を整理する
自己PRでは、どうして長所と言えるのか根拠を示して伝えないと、説得力が無くマイナスイメージを持たれてしまいます。
ステップ2で選んだ長所は、どんな経験によるものなのか整理していきます。
明確なエピソードが無い長所は選択肢から外しましょう。
私が大学の受験勉強を始めた時は、クラスで下位の成績だった。
普通に受験勉強していては他の受験生に勝てないと思い、記憶に関する本を10冊以上読んだ。
記憶のメカニズムや長期記憶の方法を知り、効率よく受験勉強できたので、志望校に合格することができた。
できれば1つの長所に対して、2つか3つ根拠となるエピソードを持っておくのが理想です。
自己PR(長所)の伝え方

せっかく長所を見つけても、相手に伝わらなければ意味がありません。
自己PRの伝え方で重要なのは2つです。
- 長所が発揮された時のことを具体的に伝える
- どんな仕事でその長所が活かせるのか伝える
「いつ」「どこで」「何をした」etc...
長所が発揮された時のことを具体的に伝えることで、説得力のある自己PRをすることが出来ます。
また、自分の長所が入社後でも発揮できると伝えられれば、面接官の印象も良くなります。
企業のニーズを把握し、適切な自己PRを行いましょう!
診断ツール使った方が早くね?

色々と偉そうに書いてきましたが「長所診断ツール」とか「自己分析ツール」の結果に肉付けしていく方が早くて楽です。
おすすめは以下の2つ。
COLOR INSIDE YOURSELF
設問数は86問あるため、多少時間は掛かりますが、精度の高い結果が得られます。
診断結果は26万通り以上もあり、他の診断ツールと比べても群を抜いています。
結果は「正直者」「自信家」「行動派」のような特徴が複数羅列されるほか、「○○な個性派」のようなキャッチコピーも添えられるので、自分の長所や短所の判断にも役立つでしょう。
キャリタスQUEST
21個の質問に答えると、自分の性格を表す結果が表示されます。
「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3択で進めるので、5分程度の時間で終了します。
基本的な性格やタイプ別の特徴などが閲覧可能です。
また、会員登録することで同じタイプの先輩の失敗談や活躍している業界、自分の長所なども確認できます。