【例文付き】面接を勝ち抜く長所と短所のポイント

就活で長所と短所は定番の質問ですが、何に気を付ければ評価されるのでしょうか?

本記事では、現役人事の監修をもとに、面接を勝ち抜く長所と短所のポイントをご紹介します。

この記事の内容
・避けるべき「長所と短所」

・長所の書き方

・短所の書き方

・長所と短所の例文

・長所と短所の一覧

長所と短所はひとつに絞る

長所はいくつあってもいいように思えますが、長所と短所は1つずつにしましょう。

「積極性があり、計画性があり、リーダーシップもあり…」と欲張っても、面接官の印象には残りません。

しっかりとエピソードで証明できる長所や短所を選びましょう。

避けるべき「長所と短所」

◆仕事と関係ないもの
「食べるのが好きで、たくさん食べます」
「家族の仲が良いです」

など、仕事と関係のない長所や短所は避けるようにしましょう。

長所と短所は、自分が企業の求める人物像にマッチしているということをアピールするためのものです。

的外れなことを答えると、理解力やコミュニケーション能力に不信感を抱かれてしまう可能性もあるため、注意しましょう。

◆実務と合わないもの
例えば、マネジメントが必須なのに「計画性に欠ける」だったり、チームで動く業務が多いのに「我が強い」という特徴は、好ましくありません。

業界研究や企業研究をしていないと思われてしまう可能性もあります。

求められている人物像から外れないように、業界研究や企業研究はしっかりと行いましょう。

社会人が教える実践的な企業研究の方法

◆致命的な短所
「時間にルーズ」
「すぐ嘘をつく」
「お金にだらしない」
「ルールを破る」
「他人とよく喧嘩になる」
「コミュ障」etc...

これらは面接官にリスクと取られてしまうため、話すのは避けましょう。

◆「特になし」と書く
特に、短所は書かないほうがいいと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、面接官はどう短所を補っているのかを知りたいのです。

「特になし」と書いてしまうと、自分の事を客観的に見れていないと思われてしまいます。

しっかりと自己分析をして「長所と短所」は記入するようにしましょう。

内定者はみんな知ってる|自己分析の正しいやり方

短所を長所に言い換える

長所と短所は表裏の関係になっていることが多いので、言い換えることができます。

例えば「我が強い」という短所は「リーダーシップがある」という長所に言い換えることができます。

どうしても長所が浮かばないという人は、以下の記事に短所の言い換えをまとめてあるので、参考にしてみて下さい。

長所の書き方

長所を分かりやすく伝えるためには

  1. 結論
  2. エピソード
  3. 入社後の活かし方

の順番で伝えるのがポイントです。

最初に「私の長所は○○です。」と結論を伝え、その後に根拠となるエピソードを示しましょう。

その長所によって「どう活躍したか」「どんな結果を出したか」を具体的に補足するのが重要です。

以下のように数字を使うと、成果がより具体的になって分かりやすいです。

目標数値の●割を達成
前年と比べて●人増となった
満足度が●%に上がった
同じ作業時間で●倍こなせるようになった
処理時間が●分の1になった
トラブルやクレームが●割減った
●カ月連続でミスゼロを達成した
リピーターが●人増えた
●人に指名してもらえた etc...

最後はその長所を「入社後にどう活かすつもりなのか」を伝えます。

業務内容と合わせて書くことで、すでに社会人として意識があることをアピールできます。

<長所の書き方の例文>

私の長所は「時間や締め切りを厳守すること」です。
(結論)

決められた時間の15分前には到着するようにしているため、今まで一度も遅刻をしたことがありません。

提出物などは、最低でも締め切りの3日前には完成するようにしてきました。

また、○○TVの報道番組のアルバイトを3年間無遅刻無欠勤で務めました。

○○は早朝からの番組で時間厳守でしたが、この長所のおかげでスタッフの方に信頼して頂き、2年目からは学生では異例の○○チーフの仕事を任せてもらえました。

私の勤務期間で制作がスムーズに進行しやすくなり、結果的に番組の視聴率が○%上がったと教えて頂きました。
(エピソード)

私の時間や締め切りを厳守するという長所を活かして、○○職の目標を必ず達成し、貢献したいと思います。
(入社後の活かし方)

短所の書き方

長所と似ていますが

  1. 結論
  2. エピソード
  3. どうカバーしているか

の順で伝えると分かりやすくなります。

自分なりに反省・分析をしており、再発防止に努めているエピソードを選びましょう。

<短所の書き方の例文>

私の短所は「自分の意見を言えないこと」です。
(結論)

私は○○の学生団体に所属しています。

○○のコンペティションに参加することになり、○○の制作を行いました。

私はゼミで○○の専攻をしているので、その視点から話せることがありました。

「より良い作品を作るために、きちんと意見を出してほしい」と言われたのですが、自信がなく、気を遣って「いいね」しか言えませんでした。

その結果1次予選で敗退してしまい、そのときの審査員の方に「○○を取り入れれば、もっといいものができたと思う」と指摘されました。

それは私が専門としていた知識で、チームの皆も取り入れたがっていた要素でした。
(エピソード)

それ以来、話し合いの場では絶対に1つは自分の考えを言うように努めています。

自信は持てないままですが、その時はリサーチを徹底的にすることで、なるべく的確な意見になるようにしています。

その結果、○○のコンペティションでは○○の意見が認められて、2位に入賞することができました。
(どうカバーしているか)

長所と短所の例文

ここでは「長所と短所」の具体例をいくつか紹介します。

以下の例文は、有名企業に就職した方のエントリーシートや履歴書をもとにした例文です。

長所の例文

<粘り強い>

私の長所は「粘り強いこと」で、どんな逆境でも最後まで諦めません。

私は○○のアルバイトをしており、周辺の○○店20軒に営業に行くことがありました。

○○は知名度が低く、どのお店もはじめは扱ってくれませんでした。

私は諦めず、一ヶ月の間20軒を欠かさず周り、休憩中の担当者の方と話したり、○○の良いところをまとめたPopや手紙をお渡ししました。

その結果、20軒すべてのお店が○○を置いてくださるようになり、前年比○割以上の売上を達成することができました。

貴社でも、この長所を活かして営業職を志望しています。

粘り強さで、どんな顧客の心も開きたいと思います。

<リーダーシップがある>

私は「リーダーシップがある」とよく言われます。

野球部で主将を勤めており、○人のチームをまとめています。

チームメンバーが困っているときはすぐ相談に乗り、改善できることはないかを常に考えています。

小さなことでも顧問やマネージャーに相談し、意見を取り入れています。

この結果、野球部は今年の○○大会で、初めて2位に入賞することができました。

貴社でも、リーダーシップを活かして、チームの団結に貢献したいと思います。

<柔軟性がある>

私の長所は「柔軟性があること」です。

私は、大学1年生から○○のケーキ店で販売職のアルバイトをしています。

記念日や誕生日に利用するお客様が多く、それぞれに合った臨機応変な対応を心がけていました。

例えば、通常は行っていない○○の注文が可能かと相談を受けた際、すぐにお断りするのではなく、パティシエの方たちと相談して、可能な範囲で個別のアレンジメントに対応できるようにしました。

そのために、お客さまから細かな聞き取りを行い、時には自分でカードやラッピングを用意して飾り付けを行いました。

そのケーキや包装がSNSで話題となり、お店の売上が○%増加しました。

また、リピーターも○割増えたと聞きました。

貴社の○○の仕事では、お客様ごとにプランを作って紹介すると聞きました。

私の柔軟性を活かして、それぞれのお客様に満足して頂けるような○○を提供したいと思っています。

短所の例文

<おせっかい>

私の短所は「おせっかい」なところです。

私は○○サークルでリーダーを務めていましたが、記録が伸び悩んでいるメンバーがいました。

その人専用のメニューを考えたり、頻繁に声がけをしたり、一緒にDVDを見て勉強会をしたりしました。

しかし、そのメンバーからしばらく休みたいと言われ、理由を聞くと私の行動がかえってプレッシャーになってしまっていたようでした。

私は自分の行動を反省し、他人のリアクションに細心の注意を払うようになりました。

そして、何かしたいと思っても、求められていないときはぐっとこらえることにしました。

その後、休んでいたメンバーも復帰し、嬉しいことに彼から相談を受けるようになりました。

入社後も、善意を押しつけるようなことはせず、本当に必要な時にすぐ手を差し伸べられる人でありたいと思っています。

<我が強い>

私の短所は「我が強いこと」です。

納得できないことをそのままにできず、疑問点などを相手にぶつけてきました。

特に所属しているサッカーチームでは、コーチと言い合いになることがよくありました。

「空気を読まない」と批判されたこともありましたが、私なりにきちんと調べて提示した練習方法を取り入れてもらったところ、チームの勝率が○%上がりました。

他のチームメンバーも声を上げるようになり、以降は様々な意見を取り入れることができ、それが大会での優勝につながったと思っています。

同時に私も、チームメンバーから相手を不快にさせない伝え方を学びました。

意見を発信することで、問題解決できるケースもたくさんあると思います。

社会人になったら「どう伝えたら相手に納得してもらえるか」を考え、自分の意見を伝えていきたいと思っています。

長所と短所を深めるには

いかがでしたでしょうか?

今回、面接を勝ち抜く長所と短所のポイントを解説してきました。

この記事の最後に、長所一覧と短所一覧をまとめてあります。

この記事の他にも、長所や短所について解説した記事もありますので、今の長所と短所が「なんか微妙」「もっと魅力的にしたい」という人は参考にしてみて下さい。

【新卒向け】自己PRの作り方講座|長所の見つけ方と伝え方

短所は正直に答えるべき?面接で短所を聞かれた時の答え方

長所一覧

協調性がある
聞き上手
臨機応変に対応できる
行動力がある
アクティブ
積極的
主体性がある
忍耐強い
調整力がある
真面目
責任感が強い
ポジティブ思考
慎重
堅実
計画性がある
几帳面
論理的
おおらか
向上心が強い
仕事が早い
素直
集中力がある
謙虚
誠実
チャレンジ精神がある
フットワークが軽い
思いやりがある
想像力が豊か
ストレス耐性が高い
社交的
情熱的
細やかな気遣いができる
冷静
度胸がある
本番に強い
タフ
親しみやすい
巻き込む力
プレゼンテーション力
コミュニケーション能力

短所一覧

優柔不断
計画性に乏しい
ネガティブ
独断的
諦めが悪い
理屈っぽい
神経質
ひとりで抱え込んでしまう
のんき
緊張しやすい
人見知り
独断的
自己主張が強い
周りが見えなくなる
心配性
頑固
負けず嫌い
せっかち
単純
引っ込み思案
融通が効かない
細かいことに執着する
行き当たりばったり
調子に乗る
他人に厳しい
話し下手
プレッシャーに弱い
臆病
柔軟性に乏しい
飽き性
感情を出すのが苦手
自信がない
気分屋
周りを気にしすぎる
断れない
マイペース