SPI試験とは?対策方法やおすすめの問題集を紹介します!

全国で最も利用されている適性検査が「SPI」です。

この記事では、SPIの特徴や対策方法などを解説していきますので、しっかりと対策しましょう。

この記事の内容
・SPIとは?

・能力検査

・性格検査

・いつからSPI対策すべき?

・おすすめのSPI対策問題集

SPIとは?

SPIとは、リクルートが開発した適性検査の1つで、4割の企業が採用しています。

しかも、足切りとして実施する企業が多いため、SPIの対策は必須と言えるでしょう。

また、SPIには大きく分けて能力検査と性格検査があります。

能力検査は、働く上で必要となる知的能力を測るもので「言語」と「非言語」があります。

性格検査はその名の通り、学生の性格を調べるためのものです。 

企業によってはこれに加え、英語や構造把握といった問題も出題しています。

能力検査

能力検査は「合理的に思考できるか」「複雑なことを整理できるか」を測定するための検査です。

ここでは「言語」「非言語」「英語」「構造把握」について紹介します。

言語

国語や現代文に近い試験で「熟語の意味」「空欄補充」「長文読解」などがあります。

問題集で数をこなせば、自然と正答率は上がるでしょう。

例題(二語関係)
Q. 提示された二語の関係を考え、同じ関係のものを選びなさい。

「生物:犬」

ア 英文学:文学
イ 果物:りんご
ウ 国語:算数

初めて見る人は「熟語の関係って何?」と思うかもしれません。

「生物:犬」の関係は「前の語句の中に後ろの語句がある」という関係なので、イの「果物:りんご」が正解になります。

アは逆で「文学のなかに英文学がある」ので「後ろの語句のなかに前の語句がある」という関係になっています。

ウの「国語:算数」は両方とも学校の教科なので、同列の関係です。

もう1つ言語の例題を見てみましょう。

例題(四字熟語)
Q. 次の意味を持つ四字熟語を選びなさい。

「勢いに任せて、後先考えずに無謀な行いをすること」

ア 七転八倒
イ 当意即妙
ウ 暴虎馮河
エ 荒唐無稽

SPIの四字熟語は、漢字の意味を聞く問題や、漢字を選択する問題があります。

因みに例題の正解はウです。

言語の問題は量が多いため、分からない問題はどんどん後回しにしていくのがコツです。

非言語

非言語は数学に近い試験で「空間把握」「確率」「割合」など、中高生レベルの問題が出題されます。

計算のスピードと正確さが必要になるため、演習をたくさんこなし、確実に点数を獲れる分野を確保しておきましょう。

例題(四字熟語)
Q. AさんとBさんがサイコロを振り、出た目の数が大きい方が勝つゲームをする。

AさんがBさんに勝つ確率はどれだけか、次の中から選びなさい。

ア 1/6
イ 1/3
ウ 1/2
エ 1/12
オ どれでもない

2人がサイコロを振る場合の組み合わせは6×6で36通り。

そのうち引き分けは6種類で、36通りから6通りを引いた、残りの30パターンが勝つか負けるかになります。

この場合、勝つか負けるかの確率は半々なので30÷2=15。

よって15/36=5/12がAさんの勝つ確率となり、5/12は選択肢にないため「オ」が正解となります。

例題(四字熟語)
Q. 男子3人、女子5人の中から3人を選んでリレーチームを作りたい。

走る順番は何通りあるか。

ア 15通り
イ 180通り
ウ 336通り
エ 1680通り
オ どれでもない

8人の中から3人を選択するので、8P3=8×7×6=336のウが正解となります。

忘れてる公式も多いと思うので、問題集で復習をしておきましょう。

英語

中高生レベルの英語で「同意語」「誤文訂正」「語彙」「長文読解」などがあります。

基礎的な問題が多いので、語彙力は身に着けておきましょう。

例題(四字熟語)
Q. 次の語と反対の意味を持つ語を選択肢より選びなさい。

「approve」

ア deny
イ recognize
ウ forgive
エ exit
オ admit

反対の意味なので、正解はアになります。

言語と同様に問題が多いので、分からない問題はどんどん後回しにしていくのがコツです。

構造把握

解答を導き出すのではなく、その構造やプロセスを選ぶという変わった問題のため、演習をして慣れておく必要があります。

例題(四字熟語)
Q. 次のア~オを「文の構造」によってAグループ(3つ)、Bグループ(2つ)に分類する時、Aグループに分類されるものを3つ選びなさい。

ア ご飯に誘われたが、仕事で残業することになったので断った。
イ 受験勉強の相談をされて、私は助言した。
ウ 天気予報を見ると雨と言われたので、私は傘を持参した。
エ 野菜を食べる事を進められたが、苦手なので食べなかった。
オ ストレッチをすることは体に良いと言われたので、ヨガを習うことにした。

正解は「イ、ウ、オ」です。

「ア、エ」は前の文章に対して否定をしており「イ、ウ、オ」は前の文章に対して賛成・肯定しています。

構造把握は、このようにクセのある問題が多いので、問題集で慣れておきましょう。

性格検査

日頃の行動や考え方などについて質問されます。

性格検査は自分の性格に近いものを選ぶため、回答に正解はありません。

例題(四字熟語)
Q. 以下の質問に対し「あてはまる」「どちらかと言えばあてはまる」「どちらかと言えばあてはまらない」「あてはまらない」から最も近いと感じるものを選び、回答しなさい。

ア 自分の意見をはっきり言う
イ よく後悔するほうだ
ウ 一人で旅行するのが好きだ
エ 立ち直りは早い方だ
オ 何事も継続が大切だ

深く考え込まず、一番近いと思うものを選択しましょう。

いつからSPI対策すべき?

余裕を持ちたいなら就職活動が始まる大学3年の1月頃、短期集中で対策するなら2月初めには問題集を用意しておきましょう。

企業の広報活動が解禁となるのは3月です。

エントリーが開始されると、企業説明会やエントリーシートの提出、面接などで忙しくなります。

またエントリーの段階で試験が始まる企業もあるため、就職活動が始まってからでは対策の時間が取れない場合もあるので注意しましょう。

おすすめのSPI対策問題集

初めてSPI対策をする方や、中学・高校の勉強内容に自信がない方は「解説タイプ」から始めるのがおすすめです。

図やイラストなどが使われており、非常に分かりやすい対策本が多いので、一から勉強し直すことができます。

SPIの基本が分かってきたら「問題集タイプ」の対策本で、より実践的に勉強しましょう。

SPIに慣れるには、多くの問題を解くことが1番の近道です。

問題集タイプは頻出の問題を集めたものが多いので、SPI対策を効率的に進められます。

使用する対策本は最新版を選ぶようにしましょう。

SPIは無視できない

冒頭でも言いましたが、SPIは4割の企業が採用しています。

問題は中高生レベルの簡単なものですが、クセのある問題や問題の量が多いため、解き方や時間配分を対策しておきましょう。