【例文付き】志望動機の長さは何分が正解?

いざ志望動機を書こうと思ったけど、「どれくらいの長さにしたらいいか分からない」と思った人も多いと思います。

長すぎると、内容がまとまっていない印象を与えますし、短すぎると説明不足になってしまいます。

この記事では、志望動機の適切な長さを、例文を交えてご紹介します。

この記事の内容
・志望動機の長さ

・オンライン面接の場合

志望動機の長さ

面接官から時間の指定がなければ、2分前後にまとめるのがベストです。

時間指定がある時は、短いと「30秒〜1分以内」長いと「3分程度」の志望動機を求められます。

志望動機を考える時は、最初に2分程度の志望動機を考えましょう。

そうすることで、要約(短い)版と詳細(長い)版を考えやすくなるので効率がいいです。

文字数だとどれくらい?

2分前後で話すには、500文字くらいが丁度いいです。

これくらいだと相手も聞き取りやすく、余裕を持って話すことができます。

因みにアナウンサーは、1分間に300文字を目安に話すと言われているので、それよりも少し遅いくらいです。

面接では早口にならないように注意しましょう。

では、実際に500文字の志望動機がどれくらいなのか、例文でご紹介します。

私は、ゴムという素材に特化したソリューションカンパニーである御社を志望します。

志望理由は2つあります。

第1に、御社の事業に魅力を感じています。

私は東日本大震災で被災し、災害の恐怖を身をもって実感しました。

御社ではタイヤ事業だけでなく、地震から暮らしを守る建築用免震ゴムの開発も行っています。

私は今後、ゴムという素材が建築分野のみならず、インフラを強固にするための立役者になっていくのではないかと思っています。

この開発事業に、どこよりも早く取り組んでいる御社で働きたいと思いました。

第2に、御社の使命に共感しました。

私は大学3年間を通し「旅行プレゼンコンテスト」を実施する団体で活動してきました。

そこでは、コンテストに出場した学生が舞台で輝くための最善のサポートをしていくことに責任を持ち、大きなやりがいを感じてきました。

この経験から、使命として「最高品質で社会に貢献」を掲げ、どうすればより良いものが作れるのかを真摯に考える御社の姿勢に感銘を受けました。

今までは「学生のために」でしたが、社会人としては「この国のために」「世界のために」という、より広い対象に手厚いサポートを行いたいです。

上記の例文を2分で読み上げてみて下さい。

どれくらいの速さで志望動機を話せばいいか、イメージを掴みましょう。

その際、ハキハキと笑顔で話すことを意識して下さい。

面接官は志望動機の内容だけでなく、あなたの話し方も見ています。

明るく振舞い、面接官に好印象を与えましょう。

3分の志望動機

個人面接は、他の面接に比べて1人にかける時間が多いので、指定される時間は長めな傾向があります。

志望動機を長くする時は、「志望する過程」と「入社後どう活躍したいか」をより具体的にすると良いでしょう。

ここでは3分を想定して、700〜750文字の志望動機をご紹介します。

私が御社を志望するのは、投資銀行での提案を通して、業界全体の経済を活性化させ、企業が成長するための新たな挑戦を支える仕事がしたいからです。

また、インターンシップで御社の社員の方々の働き方に憧れを抱き、志望しました。

私は、大学生協新生活サポートセンターという組織でのアルバイトで、家具家電と広報を主に担当しました。

販売スタッフにどう営業提案をしてもらうか、研修内容を一から作り直したり、顧客ニーズを分析したりすることで、家具家電の売上高全国一位を4年間継続させることができました。

しかし、全国の大学自体の売り上げが伸び悩んだことにより、商品やサービスの縮小を余儀なくされ、大きな葛藤を抱きました。

ここから、業界全体が元気にならなければ、個々の企業業績も伸び悩んでしまうことを痛感しました。

そこで、業界全体の活性化を支える投資銀行業務――特に公開取引部門に興味を持ち、御社のインターンシップに参加しました。

そこで学んだのは、大きなインパクトで企業の成長を支えられるソリューションが想像以上に多いこと、そして個々の企業に真摯に向き合う社員の方々の姿でした。

企業の成長に大きく関わるからこそ、多様な視点から企業の特徴をよく理解し、どのソリューションが最も良い選択か、顧客の立場に立って吟味する大切さとやりがいを、知ることができました。

私は顧客の立場に立ちながら、独立系証券だからこそできる幅広い提案と実行力を持って仕事をしていきたいです。

まずソリューションの専門性をつけていきたいと考えているため、公開取引部門で知識とスキルを身に付けたいと思います。

そして御社の方々のように、広い視点から顧客に寄り添い、企業がそれぞれの方向性で成長できるような提案できる人材になりたいと考えています。
<3分・約700文字>

上記の例文のように、2分間では収まりきらない5W1H情報や、自分がどのように感じたのかなどを入れると、さらにオリジナリティが増し、面接官の印象に残りやすくなります。

30秒の志望動機

集団面接は他の就活生と一緒に面接を受けるので、1人あたりの時間が短めです。

「30秒程度で」と指定されることも少なくありません。

30秒の志望動機は、150〜200文字です。

5W1Hの一部を省略すると良いでしょう。

私は、■■の卸売を通じて世界を豊かにする御社で働きたいです。

私はインドネシア留学中に、■■工場で雇用されたことで暮らせるようになった人と交流しました。

これは御社のプロジェクトで、商品の世界的拡充とともに、地域の貧困問題解決にも注力していることに感銘を受けました。

業界内でも御社しか行なっていないものです。

3年間の留学経験を武器に、世界の工場拡充と地域の人々が幸福に暮らせるような仕事がしたいです。
<30秒・約200文字>

1分30秒の志望動機

集団面接で時間指定が無い場合は、2分ではなく1分半(約400文字)を意識しましょう。

「協調性がない」「周りが見えていない」と思われないようにするためです。

御社の「経験価値」という考え方に共感したこと、また自身の経験を活かせる環境があることから、入社を志望しております。

私は中学・高校の6年間で全都道府県を巡り、大学入学後は海外も積極的に旅行しました。

その中で大切にしていたことは、行くだけでなく、現地で何を見て何を食べ何を学ぶかということです。

この価値観を商品にし、お客様に提供する仕事は、経験価値を重視する御社でなければできないと考えます。

夏冬のインターンに参加し、実際の商品を研究する中で、お客様を「連れていく」旅行ではなく、お客様が「参画する」旅行づくりが徹底されていると感じました。

企画・添乗・調達など、旅行に関わる様々な仕事に一貫して携われる御社でこそ、自分の経験を活かし、大好きな旅行を一生の仕事にできると考えます。

御社に入社し、お客様に「最高の経験」をお届けする一員になりたいと思っています。
<1分半・約400文字>

集団面接では、話そうとしていたことを他の就活生に先に言われてしまったり、同じような志望動機を持っている人と一緒になる場合もあります。

しかし、わざわざ変える必要はありません。

自分の言葉で志望動機を伝えれば、おのずと想いは伝わります。

どうしても気になる場合は「前の方と少し似ているのですが〜」と前置きをするといいでしょう。

集団面接のマナー|入室から退室まで解説

オンライン面接の場合

オンライン面接では「1分程度」など、やや短めの傾向があります。

前述の通り、250文字を目安にすると良いでしょう。

将来の不安を安心に変える生命保険業界で、御社のお客様本位の商品開発・サービス向上に注力する点に魅力を感じ、志望しました。

以前、私が幼い頃から長く我が家の担当だった保険会社の方が、20歳を迎えたことを家族同様に喜んでくれました。

この経験から、生命保険は長い間お客さまに寄り添う、他にはない商品だと感じました。

御社ではお客さまの満足度向上のために分かりやすさを追求しており、その点にも魅力を感じております。

入社後には、私の強みである「課題分析力」と「一人ひとりに合わせた対応力」を活かし貢献します。
<1分・約250文字>

オンライン面接は、基本的に音声が聞き取りづらいので、対面の面接よりもさらにハキハキとゆっくり話す必要があります。

なので、面接官から時間の指定がない場合は、1分半を目安に話しましょう。

事前準備で7割決まる!?オンライン面接の注意点

まずは志望動機を考えよう

ここまで、志望動機の適切な長さについて解説してきました。

しかし、最初から長さを意識して志望動機を考えると、なかなか進まないことが多いです。

まずは時間を意識せず、思いついたことをすべて書き出してみましょう。

【例文付き】評価される志望動機の書き方・話し方