
そう思っている方は要注意です。
実は、留学経験があっても1次面接で落ちたり、書類審査すら通らない人もいます。
なので今回は、就活で留学経験を100%活かす方法を解説していきます。
・留学経験の例文
留学経験を活かすポイント

まずは、企業側が留学に何を求めているのか把握しておきましょう。
2018年のベネッセの調査によると、学生に留学で得てほしいことは
・チャレンジ精神(65%)
・コミュニケーション能力(59.8%)
・広い視野で物事を捉える力(54%)
・語学の習得(44.8%)
となっています。
注目すべきは、語学の習得よりも、チャレンジ精神やコミュニケーション能力を重視している点です。
このことを踏まえて、留学経験を活かすポイントを4つ紹介していきます。
1. 留学した理由と目的を伝える
留学したということは、何かきっかけや目的があったはずです。
あなたが留学しようと思った理由と目的を伝えましょう。
チャレンジ精神や成長意欲をアピールするチャンスです。
2. 語学力に固執しない
留学経験者にありがちなのが「語学力アピール」ばかりしてしまうことです。
グローバル化が進み、留学はさほど珍しくなくなってきています。
さらに、オンライン英会話などが普及し、留学しなくても言語が習得できるため、語学力だけで押し切るのは非常に難しいです。
もし語学力をアピールするなら「TOEIC800点」や「英検1級」のように、語学力を目に見える形で証明できるようにしておきましょう。
3. 企業が求めていることをアピール
前述した通り、企業側は「語学の習得」よりも「チャレンジ精神」や「コミュニケーション能力」などを求めています。
留学中の考え方が変わった出来事や、どのようにコミュニケーションをとったかなど伝えると良いでしょう。
4. 留学経験を今後どう活かすか
留学経験を伝えるだけではもったいないです。
留学で得たもので、企業に対してどのような利益をもたらせるかアピールしましょう。
留学経験の例文

留学経験の例文をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
私は「視野を広げようと努め、積極的に人と関わる力」が身についています。
大学2年生の時、イギリスでの留学経験でこの力の重要性に気づき、伸ばしました。
留学した際、私は学校以外の時間をもっと自分の経験のために使いたいと思い、オフィスでアルバイトを始めました。
それはレンタルオフィスでの事務作業のアルバイトで、業務自体は順調にこなしていました。
アルバイトは楽しく、毎日充実して過ごせていたのですが、物足りなく感じ、帰国前に自分だからこそ企業に還元できるアクションを実現してから帰港しようと思い立ちました。
そして、その企業はイギリス創設の企業で日本との馴染みがなく、そこに「日本」とのつながりを作ることを思い立ちました。
そこで私は、「日本人交流会」をオフィスで企画しました。
現地の日本人団体、駐在員を口コミやwebで調べ、招待を送り、当日は自らの行動によって50人の現地の日本人を集めました。
その中で日本食を交えた交流会を行うことで企業と日本のつながりが作れたと自負しています。
それは、終了後のアンケートで満足度90%以上を記録したこと、本来目的としていなかったけれどレンタルオフィスの新規契約に繋がったことから言えます。
日本を離れたことで、改めて異文化の環境下でも行動することで成果を出すことができるという自信がつき、身の糧となる学びが得られました。
この強みを活かし、貴社でも積極的に社内外の多くの存在と連携して、結果の総量を最大化していくことを実現していきます。
留学経験は強力な武器

目的意識を持って留学した学生は、日本の企業が欲しがる人材であることは確かです。
今回紹介したポイントを意識して論理的にまとめれば、留学経験は非常に強力な武器になります。
「なんちゃってグローバル系」から抜け出し、面接無双しましょう!