年俸制とは?|年俸制と月給制の違いを徹底解説!

就活では「やりがい」や「社風」も大事ですが、給与やボーナスの知識も重要です。

最近では、年棒制の企業も見かける様になりました。

そこで今回は「年棒制」について解説していきます。

この記事の内容
・労働の対価について

・年俸制の特徴

・年俸制のメリット

・年俸制のデメリット

労働の対価について

労働の対価として支払われる賃金には、5つの原則があります。

  1. 通貨払いの原則
  2. 直接払いの原則
  3. 全額払いの原則
  4. 毎月払いの原則
  5. 一定期日払いの原則

「月給」「年棒」「日雇い」関わらず、この5つの原則から外れた賃金の支払い方は、法律で認められていません。

また、都道府県で定められた「地域別最低賃金」を下回る事も認められていません。

年俸制の特徴

年俸制はスポーツ選手に適用されるもので、会社員には関係ないと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、会社員の中にも年棒制は存在しており、外資系企業やIT系企業、専門職に用いられている場合があります。

そんな年棒制の特徴は、大きく分けて4つあります。

1. 給与が1年単位
月給制は

「月額の基本給」
  +
「残業代」
  +
「業績によるボーナス」
  +
「その他の手当」

という構成になっています。

年棒制では、これらを一括して1年の給与とし、それを12で割って支給するという形になっています。

2. ボーナスの決め方
月給制であれば、基本的に業績や人事評価に応じて支給されます。

年棒制の場合は、前年の実績によってボーナスの額が決まります。

しかし、ボーナスを別途決める場合もありますので、そこは確認しておきましょう。

3. 残業代
年棒制と言っても、働いた分について会社は賃金を支払う義務があるので、所定の労働時間を超えた場合は、残業代を支払わないといけません。

しかし、契約の中で「30時間は固定残業代として~」といった取り決めがされていれば、その分の残業代は既に支払われていると見なされます。

4. 成果主義
これが年俸制の1番の特徴と言っていいでしょう。

年棒制は、成果次第で給与が上がったり下がったりします。

ここでポイントなのが、提示額に対して労働者の同意があって初めて成り立つという事です。

つまり、給与に納得がいかない場合は、自分で交渉することが出来ます。

年俸制の仕事に就く人は、今の内から交渉術を学んでおくと良いかもしれません。

年俸制のメリット

毎月の給与が一定
前述したように、年棒制ではボーナスを含めた1年分の給与を、12ヶ月に分割して支給します。

従って、毎月の給与がほぼ一定のため、1年間の家計の見通しが容易になり、ローンなどの支払いの予定が立てやすくなります。

給与が大幅アップする可能性
優秀な成績や実績を残した場合、翌年の給与が大幅アップする可能性があります。

日本にはまだ年功序列が強く根付いているので、自分で頑張って正当に評価してもらいたい人は、年俸制の会社を選ぶと良いでしょう。

年俸制のデメリット

給与が大きく下がる可能性
良くも悪くも成果主義なので、成果が出なかった場合は、給与が大きく下がる可能性があります。

生活水準を上げすぎないように注意しましょう。

プレッシャー
「成果を出せて当たり前」と周囲から見られますし、そのような環境で成果を出し続けないといけません。

メンタルが弱いと思う人は、月給制にしておいた方が無難です。