受かるガクチカを徹底解説!内定者に共通する書き方とは

ガクチカは「志望動機」「⾃⼰PR」と並び、対策必須質問の1つと⾔われています。

つまり、ほとんどの企業で聞かれる質問なので、正しいガクチカの書き⽅を理解していないと、面接に落ち続けてしまう可能性があります。

そこで本記事では、受かるガクチカの書き⽅を詳しく解説していきます。

面接官から評価されるガクチカを⽬指し、志望企業の選考対策に役⽴てて下さい!

なぜガクチカを聞かれるのか

まず初めに、なぜエントリーシートや⾯接でガクチカを聞かれるのか理解しましょう。

そもそもガクチカは

・学⽣時代頑張ったこと
・学⽣時代⼒を⼊れたこと

の略称であり、就活において必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

では⼀体なぜ、それほどまでにガクチカを聞かれるのでしょうか?

その理由は2つあります。

1. どんな経験をしているかの確認
つまり、経験そのもののレベルの⾼さを知ろうとしています。

特別な経験をし、輝かしい実績を残しているのであれば、その経験⾃体が評価の対象となります。

例えば「部活動で全国⼤会優勝」「海外の学会で表彰された」などの経験が該当するでしょう。

実際、レベルの⾼い経験をしている就活⽣からは、その背景にある努⼒や挑戦しようとした気概などを感じ取ることができます。

学⽣時代に⼤きな⽬標に向かって取り組み、実績を残しているということは、その時点で「この就活⽣は優秀だな」と企業から評価されるのは当然と言えるでしょう。

2. ⾃社との相性を⾒極めたい
ガクチカの内容をもとに、「うちなら活躍できるな」ということを企業側は読み取ろうとしています。

例えば、論理的思考⼒が求められるコンサルティングファームであれば、

「その場⾯でそのように考えて⾏動したのか、それならコンサルの仕事でもクライアントの課題を解決できそうだ」

という印象を⾯接官に与えることができます。

つまり、ガクチカを書く際は「ガクチカの内容」と「職種」の相性を意識する必要があります。

ガクチカの評価基準

ガクチカは、エピソードのインパクトが重要だと思っていませんか?

ガクチカでは、どのような経験を積んできたかに焦点を置きがちですが、面接官はそれ以外にも評価基準を持ち、総合的に就活生のガクチカを評価しています。

そんなガクチカの評価基準は、大きく分けると以下の3つになります。

  1. 経験・実績のインパクト
  2. 思考⼒・モチベーションの源泉・⼈柄
  3. 企業で活かせる学びを得ているか

各項⽬について詳しく解説していきます。

1. 経験・実績のインパクト
ガクチカの経験や実績にインパクトがある場合は、採用担当者の目に留まる可能性が⾼く、そのエピソードだけで評価の対象になります。

ここで注意しておきたいのは、あくまで評価項⽬の1つに過ぎないということです。

面接官は、過去の成功体験だけを聞きたいのではなく、それに付随する「就活⽣の⼈柄」「⾏動における価値観」についても知りたいと考えています。

なので、ガクチカを⾒栄えやインパクトだけで決めてしまうと、面接官の深堀質問に答えられなくなってしまうので注意しましょう。

2. 思考⼒・モチベーションの源泉・⼈柄
思考⼒は、

物事に対してどれだけ深く考え、それをどのように⾏動に移すのか

という観点から「物を売る」「アイディアを考える」といった全ての業務に必要とされています。

次に、モチベーションはどの仕事にも影響するため、ガクチカにおけるモチベーションの源泉は非常に重要だと考えられています。

また、面接官は⾃社にマッチしている⼈材を採用したいと考えているため、就活生の⼈柄をガクチカから判断しています。

3. 企業で活かせる学びを得ているか
どんな経験であれ、その経験から学んだことを次へ活かすのは、就活に限らず社会に出てからも求められる能⼒です。

なので、ガクチカから得られた学びが、志望企業で活かせるということを⽰す必要があります。

具体的には「どんな課題・⽬標があって、どう改善・達成したのか」という部分が⾒られています。

何事にも改善意識を持ち、どのような経験も次に繋げていこうとする姿勢から、就活⽣の今後の伸びしろを⾒ています。

ガクチカを書く際は、この3つの評価基準を意識しておくと良いでしょう。

ガクチカの書き方

ガクチカの評価基準を理解したところで、次にガクチカの書き⽅を解説していきます。

ガクチカは、下記のフレームワークに沿って書くことで、論理的な⽂章になります。

  1. 結論
  2. 動機
  3. ⽬標と困難
  4. 取り組みと結果
  5. 学び

この順番に書くことで、ガクチカを⾯接官に分かりやすく伝えることができますし、覚えやすい内容に仕上げることができます。

それでは順に解説していきます。

1. 結論
まず、ガクチカで何に取り組んだのか、結論から書き始めましょう。

結論を⾒ただけで⾯接官が⼤枠をイメージできるよう、端的に説明する必要があります。

また、ガクチカでインパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭の⽂章からそれが伝わるように強調しておくと良いでしょう。

2. 動機
次に「なぜそれに注⼒しようと思ったのか」という動機を⽰しましょう。

⾯接官はガクチカの動機から、就活⽣がどのようなことに熱意を向けられるのか、モチベーションの源泉を知りたいと考えています。

⼊社してからも、モチベーション⾼く働いてくれる⼈材だと思われるために、その企業の仕事に通じる動機を⽰すことが求められます。

3. ⽬標と困難
⽬標設定に関しては、妥当な⽬標よりも⾃ら⾼い⽬標を設定する⽅が評価は⾼くなります。

「なぜその⽬標を設定しようと思ったのか」
「⽬標達成までどんな困難があったのか」

具体的かつ根拠を⽰しながら伝えましょう。

面接官は「どの程度のことを困難と感じるか」ということを確認することで、仕事でも困難を乗り越えられる⼈材かどうか⾒極めています。

4. 取り組みと結果
必ずしも⽬標を達成したエピソードを述べる必要はありませんが、

「どこに問題の本質があったのか」
「なぜそのアプローチをとったのか」

について考える必要があります。

  1. 状況把握のために⾏ったこと
  2. 問題の根本的な原因
  3. 問題解決のために実⾏したこと

以上の順番で問題解決の⾏動を書くことで、経験描写だけのガクチカになるのを避けることができます。

5. 学び
最後に、ガクチカで得た学びを述べましょう。

単なる気づきや感想ではなく、社会に出てからも活かせる学びかどうかを⾒られています。

フレームワークによるガクチカの書き⽅は以上となります。

各ポイントを意識しながら、論理的なガクチカを作成できるようにしましょう。

ガクチカの書き方を例文で解説

先ほどのフレームワークを用いた例文で、ガクチカの書き方を解説していきます。

私が学生時代に力を入れたことは、ベンチャー企業での営業のインターンです。

中でも私が学生チームのリーダーとして、学生チーム全体の売り上げ目標100万円の達成に導きました。

(結論)

冒頭では、ガクチカの概要である「営業のインターン」と「売り上げ目標100万円の達成」という成果を強調して伝えています。

営業を選んだ理由は、様々な人と話をしたりコミュニケーションをとったりすることが好きだからです。
(動機)

なぜそれに注⼒しようと思ったのか示しています。

私が入社した直後は、月当たり100万円の売り上げ目標が達成できていない状態でした。

その原因は新人の育成不足にあると考えました。
⽬標と困難

「新人の育成不足」が組織の課題であると述べています。

そこで、組織全体の課題を解決するのがリーダーの責任と考え、私は週一回の勉強会を企画しました。

勉強会の設計に当たって、全社員へのヒアリングに基づいた商材知識や、営業ノウハウの共有を行いました。


その結果、徐々に勉強会で知識を得た新人が売り上げを伸ばし、社内にお互いの成果を競い合う空気感が作られたことで、月当たり100万円の売り上げ目標を達成しました。
取り組みと結果

組織の課題に対して「商材知識や営業ノウハウを学ぶ勉強会を開く」という論理的な行動をしています。

また、行動した理由として「組織全体の課題を解決するのがリーダーの責任」と書くことで、自分の考えを述べています。

営業マネジメントという仕事は、組織全体を高めるという視点を持ち、実行することが成果に直結するのだと学びました。
(学び)

行動から得た学びを伝えることで、社会人になっても経験から学んで成長できる人材だとアピールしています。

面接でガクチカを伝える時の注意点

面接でガクチカを伝える時の注意点は、下記の3つです。

  1. 企業の需要を把握する
  2. ガクチカを話す長さ
  3. エントリーシートと話す内容

順に解説していきます。

企業の需要を把握する
ガクチカを話すときは、企業研究をしっかりと行い、企業が求める人材を把握しておきましょう。

企業が求める人材に合わせて、戦略的にガクチカをアピールすることが重要になります。

社会人が教える実践的な企業研究の方法

◆ガクチカを話す長さ
「できるだけ多くの情報を伝えた方が良い」と考えて、話す時間が長くなる就活生がいます。

面接で一番重要なのは、相手に「話す」ことではなく、相手に「伝える」ことです。

話が長いと何が要点なのか分かりづらいので、ガクチカを話す時間は「1分程度」を目安にしましょう。

◆エントリーシートと話す内容
「エントリーシートと同じ内容を話していいのか」と悩む人も多いですが、同じで問題ありません。

面接官は、エントリーシートを就活生の人間性や能力を見極める「資料」として使っています。

そのため、エントリーシートと違う内容を話すと、一貫性がないと思われたり、余計な確認作業をさせてしまうので注意しましょう。

就活は手伝ってもらおう

ガクチカの書き⽅は理解できたでしょうか?

ポイントやステップを理解しても、いざ⾃分で書こうと思うと難しいと思います。

そこで⼤事なのが、内定者のエントリーシートを読み込むことです。

そうすれば⾃分と似たガクチカを⾒つけることができますし、ガクチカの言葉選びなどを知ることができます。

論理的なガクチカと内定者の言葉選びで、受かるガクチカにパワーアップしましょう!