普通のガクチカで面接を勝ち抜くコツ

学生時代に力を入れたこと、通称「ガクチカ」。

エントリーシートや面接で必ず聞かれますが、サークルやアルバイトなど、普通のエピソードしかなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、普通のガクチカで面接を勝ち抜くコツをご紹介します。

この記事の内容
・ガクチカを論理的に伝える

・ガクチカの差別化

・ガクチカの例文

ガクチカを論理的に伝える

まずは、論理的で分かりやすいガクチカにしましょう。

ガクチカを論理的にまとめるには、PREP法がおすすめです。

PREP法とは、相手に分かりやすく話を伝える構成で

Point(主張)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(結論)

の頭文字を取った文法です。

アルバイトのガクチカを例として、PREP法を使ってみます。

私が学生時代頑張ったことは飲食店のアルバイトにおけるサービス改善業務です。
(P:主張)

当時、バイト先では自主性を持ってサービスの改善に取り組む意識を持っていたのが私だけで、これを店舗全体に広げることで、もっといいサービス/お店の運営ができると感じ、精一杯取り組みました。
(R:理由)

ある時アルバイトにおいて、メンバーの一人が接客の至らなさでお客様にひどく怒られた経験がありました。

その時に気になったのは、先輩がそのメンバーを励ます際に伝えた「仕方ないよ」の言葉。

皆はなぜ再発防止をしようとしないだろうと感じ、私はこうしたケースを減らし、お客様にとっても居心地の良いお店を作るため、サービス改善マニュアルを開発、閉店後にはメンバーを集め店舗全体の研修を行いました。
(E:具体例)

問題を改善するために、自主性を持って行動する。

こうしたアルバイトでの経験を活かして、御社に入社後も活躍したいと考えています。
(P:結論)

このような順番で構成することによって、聞き手にストレスを感じさせず、分かりやすいガクチカになります。

ガクチカの差別化

普通のガクチカでも、情報を具体的にすれば他の就活生と差別化することが出来ます。

塾講師のガクチカを例に考えてみます。

多くの学生が、以下のようなことを書いています。

・個別指導の塾講師をしていた

・生徒が宿題をやってこないことや、生徒との距離感が問題だと感じた

・生徒に応じた宿題の出し方を考えたり、授業以外の時間に会話をして信頼関係を築くようにした

これを差別化するために、より具体的にしていきます。

個別指導の塾講師をしていた

勤めていた塾は、学校の成績が下位30%の子が通う「駆け込み寺」のような塾だった

生徒が宿題をやってこないことが問題だった

宿題をやってこないことが問題ではなく、そもそも学習の計画が立てられないことが、根本的な課題だった。

生徒との距離感が問題だった

教師との距離感が原因だと思っていたが「先生は自分たちの何が問題なのかを本当に理解してくれていない」という不信感が根本的な課題だった。

生徒に応じた宿題の出し方を考えた

ただ「○○の問題集をやればいい」というのではなく、ノートのまとめ方からその問題集で間違えたところを可視化するためのチェックの付け方など、「自分にとっては当たり前でも生徒にとっては当たり前ではない部分」を意識してアドバイスを行った。

このように、それぞれの情報を一段階具体的にするだけでも随分と印象が変わるので、意識してみて下さい。

ガクチカの例文

PREP法を踏まえたガクチカの例文を紹介するので、参考にしてみて下さい。

サークル

私が学生時代頑張ったことは、サークル長を勤め、サークル規模を2倍にしたことです。

私が所属していたのはテニスを行う在り来たりのサークルだったのですが、新入生歓迎会の際にPRの方向性を間違い、テニス経験者を集められず、このままでは大会に出続けることができない状態に陥りました。

そこで私はサークル長になったタイミングで、現状の打開をすべく、他サークルとの合同練習会を毎週相手を変えながら行うようにしました。

そうした結果、合同練習会が「ハイレベルな練習ができる場」として定着。

毎週色々なサークルからメンバーが集う場となりました。

経験者には心地よい場を作ったことで、他サークルのヘッドハンティングに成功をし、規模を2倍にするとともに、サークルでも活躍できる強豪サークルとなりました。

部活

私が学生時代頑張ったことは、トライアスロン部で県大会3位になったことです。

私は高校時代まで、スポーツ経験の一切ない、いわゆる文化系の学生でした。

そのため、大学では自らに変革を起こすべく、トライアスロン部に所属しました。

当然部活では、実力は底辺スタートでしたが、その悔しさをバネに、部活以外の時間で毎日20kmのランニングを行い基礎体力を伸ばしました。

ですが、当初は部活内ですら、最下位の成績でした。

それでもいつかは勝ちたいという思いを胸に、ランニングの自主練は継続しました。

それまで一度も好成績を収めたことはなかったのですが、最後の引退試合、自主練のおかげか、力を振り絞ることで、県大会3位の成績を収めることができました。

ゼミ

私が学生時代頑張ったことは、ゼミ活動でのフィールドワークです。

行政政策のゼミに所属しており、地方創生の分野から、福井県のある町に政策の策定のためのフィールドワークを行いました。

ここである大きな気づきを得られました。

フィールドワークの初日では、町内の方々をお招きし、ゼミで建てた政策プランの仮説発表を行いました。

そこで町内の方々から、「そんな政策は住民を苦しめるだけだよ」と素直に指摘をもらったことが私の中で大きな衝撃でした。

その翌日以降は、住民の方々への訪問ヒアリングを行う機会をもらい、住民にとって本当の幸せとは何なのかを追求するための情報収集を行いました。

気づくと、2日間で予定になかったものも含めると50軒のお宅に訪問しておりました。

最終日、再度政策の発表の際に「よく住民のことを理解してくれている」と喜んでいただけたことは、私にとって貴重な経験となりました。

学祭実行委員会

私の学生時代頑張ったことは、学祭実行委員として学祭を成功させたことです。

私は幹部なポジションではなかったのですが、ある事件の解決の当事者として頑張りました。

その事件は、学祭2ヶ月前に起きた内部分裂です。

実行委員長と副実行委員長の仲が悪く、役割を棲み分けし、それぞれの下に組織がつくという形式に内部分裂が起きてしまいました。

直感的にこの事態はまずいと思い、実行委員長と副実行委員長に、なぜ私たちがこの学祭を成功させないといけないのかの議論から始めることにしました。

そこから学祭のコンセプトが生まれ、組織としてのビジョンが生まれ組織の統一に成功し、無事に学祭を終えることができました。

長期インターン

私が学生時代頑張ったことは、長期インターン先の企業でテレアポ業務を行ったことです。

私はアガリ症で、人前で話すことを大の苦手として生きてきたのですが、このテレアポ業務で克服することができました。

その長期インターンで所属していた企業はBtoBの事業モデルで、対企業に対する電話架けを行っておりました。

最初は、どうしても言葉につまり、上司に毎度怒られる始末でしたが、ふと視点を変えて、相手は断られても対して覚えていない些細なことだと気づいた時に、成果が上がり始めました。

この視点を変える成功体験を得た私は、相手の心理を視点を変えながら試すことで読み解くことができるようになりました。

結果、その企業の社内でNO.1アポ獲得件数を達成し、表彰されるまでになりました。

留学

私が学生時代頑張ったことは、留学経験で得た習慣の継続です。

留学時代の習慣として最も自分が力を入れていたのは、異文化の理解。

多種多様な価値観がある中で、それぞれの人が最も幸せになるようなコミュニケーションを取るにはどうすればいいかを日々考えていました。

そのため、日本に帰国してからも人の価値観を考え、適切なコミュニケーションを取ることを継続しようと考えました。

日本は無宗教と呼ばれ、文化も近い人が多いのですが、それぞれ価値観は違います。

そこに興味を持ち、出会った人がどんな人物像で、どういう思想を描き、どういう背景があったのかを話し、それを価値観ノートに書き留める活動をしています。

留学時から含めて、現在は2,000名を超える価値観ノートが溜まっています。

志望企業専用の対策をしよう!

ここまで、普通のガクチカで面接を勝ち抜くコツを紹介してきました。

しかし、就活で必要なのはガクチカだけではありません。

「自己分析」「企業研究」「面接対策」「エントリーシート作成」etc...

やることはたくさんあります。

不安や悩みがある人は「就活支援サービス」など、就活のプロに手伝ってもらうと、効率よく内定率を上げることができるのでおすすめです。