【体験談】大手企業とベンチャー企業の違いを解説

大手企業とベンチャー企業、どちらが良いか悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか?

そこで今回、大手企業やベンチャー企業で働くメリット・デメリットなどを、先輩達の体験談をもとにご紹介します。

この記事の内容
・大手企業のメリット

・ベンチャー企業のメリット

・就活する時のポイント

大手企業のメリット

ここでは先輩達の体験談をもとに、大手企業のメリットをご紹介します。

◆働きやすさに感動

某有名食品メーカー勤務です。

業界の中でも、給与や待遇が圧倒的に高水準だと感じます。

労働環境に不安がないので、仕事に集中できます。

少しでも不満が出てくると、社内に発足している労働組合が上層部にかけ合い、上層部も真摯に対応してくれます。

これは、歴史ある安定した企業だからできることだと感じます。

また、福利厚生も多くの人が利用したうえで改訂され「本当に必要なもの」が揃っているので、非常に利用しやすいです。
(28歳・女性)

◆確実に力をつけられる

ビジネスマナーやパソコンスキルの基礎など、驚くほど丁寧な研修があり、不器用な私でも仕事に慣れることができました。

案件ごとに、社内の誰かしらが成功体験やノウハウを持っているため、大きな失敗がありません。

困ったことがあっても、チームや上司がリカバーしてくれるので、安心して働けます。

自分のペースで確実に成長できる大手の環境は心地良いです。
(25歳・男性)

◆プライベートが充実

大好きなアニメを扱うベンチャー企業に内定しましたが、大手企業の保険会社に入社しました。

趣味を楽しむために、生活基盤を安定させたいと思ったからです。

実際、かなりの時間やお金をオタ活に使えています。

男女ともに定年まで勤める人が多いので、仮にずっと独身でも老後の心配がありません。

将来をイメージしやすいのも良いところだと思います。
(27歳・女性)

ベンチャー企業から大手企業へ転職した人にも話を聞きました。

◆大手企業でしかできない仕事がある

大手企業よりもベンチャー企業のほうが、チャレンジできる仕事が多いと思って選びました。

会社はどんどん挑戦させてくれましたが、有名企業としか仕事をしない取引先も多いです。

クオリティが高くても、ベンチャー企業というだけで見向きもされません。

信頼されるまで時間もかかります。

その間、有名企業の友人たちは大きな案件を成し遂げており、ベンチャー企業の限界を感じました。

また、プライベートで社名を名乗っても「何の企業?」「大丈夫なの?」と心配され、結婚を反対されたこともありました(笑)

社会的な信用がないのは、精神的にキツかったです。

今は大手企業に転職して、やりたかった仕事ができています。
(32歳・男性)

今回の調査で分かった大手企業のメリットは、以下の通りです。

外資系企業のメリット
・倒産などのリスクが低い
・男女ともに働きやすい
・福利厚生が充実している
・ワークライフバランスが取りやすい
・給与水準が高め
・企業内の教育制度が手厚い
・評価基準が明確
・ライフプランをイメージしやすい
・困ったときにフォローしてもらえる
・社会的な信用が高い

ベンチャー企業のメリット

◆ガンガン成長できる

社員全体の年齢が若く、アクティブでクリエイティブな人が多いので、新しいことをどんどん吸収できます。

年功序列ではなく、完全な実力主義なので、頑張った分だけ給与や待遇が良くなります。

実際、同世代では中々ない役職と年収だと感じます。

様々な仕事を1人で担当することも多いので、短期間で大きく成長できると感じます。

また、大企業では「企業の実績」になる仕事も、「個人の実績」になります。

他社から好条件のヘッドハンティングを受けることもよくあります。
(29歳・男性)

◆ひとつの時代を築き上げる

ベンチャー企業の、スタートアップ時からのメンバーです。

私は自由人なので、普通の企業に勤めるのは難しいと思っていました。

ベンチャー企業は1から作り上げるので、会社を自分の理想に近づけることができるんです。

時代の流れやニーズに合わせて変化することも簡単です。

社会に新しい価値や定義を提供したり、業界の救世主となったり、ベンチャーならではの感動体験や、やりがいがあると思います。

また、自分の仕事が業績に直結するので、会社を育てている実感を得られます。

社会の歯車ではなく、代わりの効かない人間として働けているので楽しいです。
(28歳・男性)

◆独立や起業に向いている

私はもともと起業を志しており、準備期間のつもりで大手企業に入社しました。

給与や待遇がとてもよく、ゆるく働く同僚や上司に影響されて、いつしか起業準備を後回しにするようになったんです。

資格や語学の勉強もやめて、つい遊んでしまいました。

現在、起業して成功している人を見るたびに心が痛みます。

挑戦すればいいのに、年齢が上がるほど失敗が恐くなりました。

居心地の良い環境を捨てる勇気が出ないんです。

ベンチャー企業に入った起業志望の知人たちは、短期間でノウハウを学び、起業しています。

独立してやりたいことがある人は、大手よりもベンチャーのほうが向いているかもしれません。
(32歳・男性)

大手企業からベンチャー企業へ転職した人にも話を聞きました。

◆仕事とは関係ないルールに縛られる

新卒で大手に入ったものの、企業体制が古く、効率的に仕事ができないことが悩みでした。

報告書は手書き、エクセルでの計算禁止、若手女子がお茶汲みするなど謎ルールもありました。

しかも、従わないと「できない奴」扱いされます。

社内政治や人間関係に気を遣わねばならないのもストレスでした。

配属希望が通りづらく、やりたい仕事ができないのも辛かったです。

全国規模の転勤もあったので、思いきって、ベンチャー企業に転職しました。

いまの勤務先では、仕事で成果を出すことだけに注力すれば良いです。

新しいアイディアや体制へのハードルも低く、必要があれば柔軟に採用してもらえます。

無駄な会議を繰り返さずとも、社内ですぐにコミュニケーションが取れるので、仕事のスピードも速いです。

ストレスフリーに働けるようになり、転職して本当に良かったと思っています。
(35歳・男性)

今回の調査で分かったベンチャー企業のメリットは、以下の通りです。

外資系企業のメリット
・実力主義で風通しがいい
・裁量権が大きい
・様々な仕事に挑戦できる
・短期間で成長できる
・日々刺激を受ける
・企業を「育てる」実感を持てる
・柔軟な働き方ができる
・仕事のスピードが速い
・新しい考えをどんどん取り入れる
・配属希望が叶いやすい

就活する時のポイント

それぞれのメリット・デメリットは分かりましたが、どちらか選ぶ時はどう判断すれば良いのでしょうか。

大手企業とベンチャー企業の両方を経験した先輩から、就活する時のポイントを教えて頂きました。

◆どちらに向いているか

大手企業は「1を100にする仕事」、ベンチャー企業は「0を1にする仕事」が多いです。

どちらに「魅力を感じるか」「得意か」を考えると軸が決まると思います。

特に、主体性が強い人はベンチャー向きだと思います。

意思が強く、他人に流されない人です。

ベンチャーでは逆境が多いです。

「うまくいくわけない」と非難されたり、上司や同僚に頼れなかったり、給与や待遇に不安を感じたりするかもしれません。

それでも行動し続けられるなら、ベンチャー企業の適正があると思います。
(35歳・男性)

◆新卒で入るべきは...

新卒で大手企業、次にベンチャー企業、現在は別の大手企業に勤めており、それぞれ人事も担当しました。

この経験から、大半の新卒は大手企業に入るほうがいいと思っています。

ベンチャー企業では、社会人としての基本的なマナーやスキルを学べないことがあるからです。

能力は高いのに「あの人とは仕事がしづらい」と敬遠されるケースがしばしばありました。

また、働くことに慣れないうちは、会社が守ってくれる大企業の方が安心です。

ただ、同期の成長率はベンチャー企業のほうが断然高いと思うので、やりたいことや将来のビジョンが明確に決まっている人は、ベンチャー企業を選ぶのもいいと思います。

個人的には、まず大手企業で基礎スキルを学び、その後ベンチャー企業に転職すると、効率よく成長できると思います。
(30歳・女性)

◆避けるべき企業

人材系企業で様々な人のキャリア相談に乗った経験と、私自身複数回転職したことから、避けたほうがいい企業の傾向をお伝えします。

まず、大手企業では「その会社のルールや理念、風土が自分に合うか」が大事です。

自分が会社に合わせるしかないので、そこを見誤ると大きなストレスになります。

客観的に「良い」企業でも、自分に合わないと思ったらやめておきましょう。

自分の能力を最大限発揮できないのはもったいないです。

ベンチャー企業では「天才集団」や「ワンマン経営」の会社は避けた方がいいです。

成功しているベンチャー企業には、ビジネスの天才も多いです。

しかし、天才には再現性がありません。

自分も天才でない限り、挫折感を味わうことになります。

ワンマン経営は、トップの好き嫌いで厚遇・冷遇され、方針も変わりがち。

仕事による成長よりも「ご機嫌うかがい」に時間を割くハメになります。

なので、再現性のあるノウハウがあるか、上層部が複数人で構成され、客観的な評価や会社運営が行われているかチェックすると良いでしょう。
(32歳・男性)

入社2〜3年目の待遇だけでなく、将来的にどのようなキャリアを築きたいかを考えることも重要です。

きちんと企業研究を行い、納得できる就職先を選びましょう。

社会人が教える実践的な企業研究の方法